エックスサーバーのWordPressクイックスタートは便利そうですが、「無料お試しがない」「あとから困らないか」と不安になりますよね。
結論からいうと、初めて独自ドメインでWordPressブログを作る人には、デメリットより設定ミスを減らせる利点が上回ります。一方、取得済みドメインを使う人やサーバー移転には向きません。
先に結論
- 無料お試しは使えず、申込みと同時に支払いが発生する
- 支払いはクレジットカードまたはあと払い(ペイディ)に限られる
- 取得済みドメインやサーバー移転には対応しない
- 上記に当てはまらない初心者ならクイックスタートが第一候補
筆者はこのブログをエックスサーバーで約1年運営しています。本記事では使用感を無理に作らず、2026年7月30日時点の公式情報と実際のブログ運営で感じる「開設時に優先すべきこと」を分けて解説します。
WordPressクイックスタートとは
WordPressクイックスタートは、サーバー申込み時に、WordPressの新規設置・独自SSLの設定・ドメインの取得と設定までまとめて行う機能です。通常申込みでは別々に進める作業が自動化され、申込み後すぐにブログ作成へ進めます。
| 比較項目 | 通常申込み | クイックスタート |
|---|---|---|
| 10日間無料お試し | あり | なし |
| 支払い | 複数の方法から選択 | カード・ペイディ |
| ドメイン設定 | 自分で行う | 申込み時に設定 |
| WordPress設置 | 自分で行う | 自動 |
| 向く人 | 設定を試したい人 | 初めてブログを作る人 |
エックスサーバーのクイックスタートにある4つのデメリット
1. 10日間の無料お試しがない
クイックスタートを選ぶと、申込みと同時にサーバー料金が発生します。「管理画面を触ってから決めたい」という人は通常申込みを選びましょう。
ただし、ブログは数日では成果を判断できません。すでにWordPressブログを始めると決めているなら、無料期間がないことだけで避ける必要はありません。
2. 支払い方法が2種類に限られる
クイックスタートの申込み時に選べるのは、クレジットカード払いとあと払い(ペイディ)です。銀行振込・コンビニ払い・ペイジーを使いたい人は通常申込みが必要です。
3. 取得済みドメインやサーバー移転に向かない
公式FAQではサーバー移転に対応しないと案内されています。また、公式解説では取得済みドメインを使いたい場合は通常申込みが案内されています。別会社で取得したドメインを使う場合は、設定方法を確認してから選びましょう。
4. サーバー設定を学ぶ機会が減る
自動設定のため、ドメイン・SSL・WordPressがどうつながるかを開設時に学ぶ機会は減ります。ただし、初心者が先に身につけるべきなのは記事作成やサイト運営です。仕組みは必要になった段階で学べます。
それでも初心者にクイックスタートをすすめる理由
- 設定ミスを減らせる:SSLやドメイン接続で止まりにくい
- 記事作成へ早く進める:収益化に必要な作業へ時間を使える
- 判断項目が少ない:専門用語を一度に理解する負担を抑えられる
ブログ収益は、サーバー設定の知識ではなく、読者の悩みを解決する記事と改善の積み重ねから生まれます。開設作業で消耗しないことは、初心者にとって十分な価値があります。
クイックスタートが向く人・向かない人
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 初めてWordPressを使う | 無料で操作を試したい |
| 新しいドメインで始める | 取得済みドメインを使う |
| カードまたはペイディで払える | 銀行振込やコンビニ払いを希望 |
| 早く記事を書き始めたい | 他社サーバーから移転したい |
迷ったときの判断:「新規ドメイン・初WordPress・カードかペイディ」の3つに当てはまるなら、クイックスタートで問題ありません。
申込み前に決めておく3項目
- ブログ名:あとで変更できるため仮決めでもよい
- ドメイン名:原則変更できないため、短く読みやすい文字列にする
- 契約期間:無理なく払える期間と総額で判断する
契約期間で迷う方は、Xserverは何ヶ月契約がおすすめかもあわせて確認してください。
よくある質問
クイックスタートを使わなくてもWordPressは作れますか?
作れます。通常申込み後に「WordPress簡単インストール」を使う方法もあります。無料お試しや別の支払い方法を優先するなら通常申込みを選びましょう。
Cocoonも選べますか?
申込み画面でテーマを選べます。選択肢や条件は変わる可能性があるため、最終的には申込み画面の表示を確認してください。
3つのケースで選び方を確認
会社員が初めて副業ブログを作る
新しいドメインを取得し、カードで支払えるならクイックスタート向きです。休日を設定作業だけで終わらせず、プロフィール・運営者情報・最初の記事へ進めます。
お名前.comで取得したドメインを使う
取得済みドメインの接続が必要なため、通常申込みを選びます。ネームサーバーの設定先を確認し、サイトを表示できるまで元の契約を急いで解約しないことが重要です。
他社サーバーからブログを移す
クイックスタートではなく、サーバー移転の手順を使います。移行前にバックアップ、PHP・WordPressの対応状況、メール利用の有無を確認します。
開設後24時間で行うこと
- WordPressへログインできるか確認する
- サイトURLがhttpsで表示されるか確認する
- 初期ユーザー名・強いパスワード・二段階認証を見直す
- サイト名、パーマリンク、プロフィールを設定する
- プライバシーポリシーとお問い合わせページを用意する
開設できた時点はゴールではありません。検索流入と収益につながるのは公開した記事です。設定を完璧にしてから書くのではなく、最低限の安全確認後に1記事目へ進みましょう。
クイックスタートを選ぶ5問診断
次の5問に答えると、自分が通常申込みとクイックスタートのどちらに向くか整理できます。
- WordPressブログを新しく作る予定か
- 新しい独自ドメインを取得する予定か
- クレジットカードまたはペイディで支払えるか
- 10日間の無料お試しを使わなくてもよいか
- 他社サーバーからの移転ではないか
5つすべてが「はい」なら、クイックスタートを選ぶことで設定作業を減らせます。2・4・5のいずれかが「いいえ」なら、通常申込みや移転手順を確認した方が安全です。
初心者が申込み画面で迷いやすいポイント
ドメイン名はあとで簡単に変えられない
ブログ名は変更できますが、ドメイン名の変更は新しいドメインへの移転作業につながります。ジャンルを狭く限定しすぎず、短く入力しやすい文字列を選びます。商標を含む文字列も避けましょう。
WordPressのユーザー名を公開名にしない
ログイン用ユーザー名と、記事に表示するニックネームは分けます。推測されやすいユーザー名をそのまま著者名として公開すると、セキュリティ上の手掛かりを増やします。
有料テーマを急いで買わない
テーマは記事を書き始めてから変更できます。このブログは無料テーマのCocoonを利用しています。最初からデザイン費用を増やすより、記事作成と読者導線を先に整える選択も可能です。
Xserverを約1年使う筆者が断定しないこと
筆者が実際に言えるのは、このブログをエックスサーバーで約1年運営していることです。一方、申込み当時にクイックスタートを使ったかを確認できる記録がないため、「自分も10分で開設できた」といった体験談は書きません。
クイックスタートの仕様は公式FAQを根拠にし、サーバー選びについては現在の運営経験から判断しています。体験した部分と公式情報で確認した部分を分けることが、読者の誤解を防ぎます。
通常申込みを選んでも失敗ではない
クイックスタートを使わなくても、WordPress簡単インストールなどを利用してブログは作れます。無料お試し、取得済みドメイン、支払い方法を優先した結果として通常申込みを選ぶのは、合理的な判断です。
大切なのは「簡単そうだから」だけで決めず、申込み後にドメイン・WordPress・支払いをどこまで自動化したいかを確認することです。
まとめ:条件に合えばデメリットは大きくない
クイックスタートの注意点は明確です。無料お試しがない、支払い方法が限られる、取得済みドメインや移転には向かない。この条件を理解したうえで、新規ブログを早く始めたい初心者には合理的な選択です。
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