Google AdSenseに申請したところ、「有用性の低いコンテンツ」という理由で不合格になりました。
不合格になると、「記事数が足りないのか」「何記事追加すれば通るのか」と考えがちです。しかし、Googleから問題の記事や修正箇所が個別に示されるわけではありません。記事を増やすだけでは、同じ問題を抱えたページが増える可能性もあります。
この記事の結論
再申請前に優先したいのは、記事数の追加ではなく、既存記事の重複・事実関係・独自情報・サイト内導線を一つずつ確認することです。
本記事では、ブログを約1年間運営し、数十記事を公開した状態で審査に落ちた筆者が、実際に見直した項目を公開します。審査基準を断定する記事ではなく、Googleの公開情報と自サイトの状況を照合した改善記録です。
「有用性の低いコンテンツ」で落ちたときの状況
審査当時の状況は次のとおりです。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 運営期間 | 約1年 |
| 公開記事数 | 数十記事 |
| 主なテーマ | ChatGPTを使った副業・ブログ運営・Webライティング |
| 使用環境 | WordPress、Cocoon、XServer、ChatGPT Plus |
| 収益 | 申請時点では未発生 |
| 審査結果 | 「有用性の低いコンテンツ」として不合格 |
筆者はWebライターとして約6年活動し、約200記事の執筆経験があります。一方、このブログでは、経験を持っていても本文に十分反映できていない記事がありました。運営者に経験があるだけでは、読者や検索エンジンへ価値は伝わりません。
注意
Googleから、どの記事が不合格の原因だったかは示されていません。以下は公式情報をもとにした筆者の分析であり、審査理由の断定ではありません。
「有用性が低い」は文字数や記事数だけの問題ではない
Googleの「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」では、独自の情報や分析があるか、十分な説明があるか、一次経験が伝わるか、読者が目的を達成できるかといった確認項目が公開されています。
また、AdSenseのヘルプでは、独自性のある十分なコンテンツや、利用者がページを見つけやすいナビゲーションが重要と案内されています。少なくとも、公式情報に「何記事あれば合格する」という固定基準は示されていません。
そのため、本ブログでは「あと10記事書く」といった件数目標よりも、既存記事が誰のどの悩みを解決するのか、他の記事にはない判断材料を出せているかを確認することにしました。
自サイトを見直して見つかった5つの問題
1.一般論が中心で、筆者の判断材料が少なかった
過去の記事には、「検索意図を意識しましょう」「納期を守りましょう」「継続することが大切です」といった、間違いではないものの他サイトでも読める説明がありました。
筆者には、Webライター案件への応募約500件、受注約100件、執筆約200記事という経験があります。また、2020年には添削付きのライティングスクール「web+」を受講し、公開レベルになるまで修正を重ね、記名記事を約30本執筆しました。
これらを単なる実績紹介で終わらせず、「どの場面で失敗したか」「何を変えたか」「結果をどう判断したか」まで記事へ入れる必要がありました。
2.検索意図が近い記事が複数あった
たとえば、「ChatGPTを使ってWebライターのポートフォリオ文章を作る記事」と「WordPressでポートフォリオサイトを作る記事」は、タイトルと説明が曖昧だと同じ悩みを扱っているように見えます。
そこで、前者は掲載する文章・実績・サンプルの整理、後者はWordPressで公開するページ構成・設定に役割を分けました。似た記事を残す場合は、対象読者と読後の行動が重ならないようにします。
3.実体験と異なる表現があった
既存記事には、「文字単価1円の案件から交渉して2円になった」と読める表現がありました。しかし実際には、1円前後の案件を経験した後、別の法律系案件を最初から文字単価2円で受注しています。
成果を分かりやすく見せようとして経緯を単純化すると、プロフィールや別記事との矛盾が生まれます。収益や実績に関する表現は、読みやすさより事実を優先して修正します。
4.AIで整理した文章に一次情報が埋もれていた
ChatGPTは構成の整理や抜け漏れ確認に役立ちますが、出力を整えすぎると、失敗時の状況や筆者自身の言葉が消えやすくなります。
新規記事では、一般的な手順の前に「実際の状況」「迷った判断」「うまくいかなかった方法」を入れます。AIを使ったかどうかではなく、公開者が内容を確認し、独自の価値を加えているかが重要です。
5.記事を読んだ後の行動が分かりにくかった
関連記事を多数並べるだけでは、読者はどれを選べばよいか判断できません。記事ごとに、読後の次の一歩を一つに絞ります。
- 始め方の記事:必要な準備を確認する
- 応募記事:提案文またはポートフォリオを作る
- ブログ記事:サーバー比較後に開設手順へ進む
- ChatGPT活用記事:プロンプトを試し、必ず人が確認する
再申請までに行う改善の優先順位
作業量が多い場合は、次の順番で進めると、記事を増やす前にサイト全体の問題を整理できます。
- 事実と異なる記述を直す:実績、料金、年数、成果の経緯を確認する
- 重複記事を整理する:統合、役割分担、必要に応じた非公開を検討する
- 実体験を加える:状況、行動、結果、学びの順に書く
- 外部情報の根拠を確認する:制度や仕様は公式サイトへリンクする
- 内部リンクを整理する:本題の次に必要な記事だけを案内する
- プロフィールと運営者情報をそろえる:記事中の実績と矛盾させない
筆者が最優先にしたこと
記事の追加より先に、実体験と異なる単価の説明を修正し、検索意図が近いポートフォリオ記事の役割を分けます。誤った一次情報の上に新規記事を増やさないためです。
新規記事を追加するか判断する3つの質問
新しいキーワードを見つけても、すぐには執筆しません。次の3点に答えられる場合に追加します。
- 既存記事とは異なる検索意図を、1文で説明できるか
- 筆者の経験、検証、独自の表のいずれかを加えられるか
- 読了後に読者が実行できる具体的な行動があるか
答えられない場合は、独立記事にせず既存記事の見出しとして追記した方が、情報が分散しにくくなります。
AdSense再申請前チェックリスト
- 運営者情報・お問い合わせ・プライバシーポリシーへ移動できる
- 空のカテゴリーや作成途中のページが残っていない
- 実績・料金・サービス仕様が事実と一致している
- 引用元を実際に開き、本文と一致することを確認した
- 同じ検索意図の記事が複数ないか確認した
- 各記事に筆者自身の経験または判断材料がある
- タイトルの悩みに本文で最後まで答えている
- アフィリエイトリンクだけが目立つページになっていない
- スマートフォンで表・ボタン・メニューを確認した
- 重要な修正ページが検索エンジンに反映されている
再申請のタイミングは日数だけで決めない
「不合格から何日待てばよいか」だけで再申請時期を決めるのはおすすめしません。重要なのは、指摘を受けて何を変え、その変更を自分で確認できたかです。
本ブログでは、主要記事の事実確認、重複整理、プロフィールとの整合、内部リンク、表示確認を終えてから再申請します。Search Consoleで重要ページのインデックス状況も確認します。
修正すれば必ず合格するとは限りません。AdSenseの審査結果や検索順位を保証する表現は避け、再度不合格になった場合も変更履歴を残して検証します。
よくある質問
記事を増やさないとAdSenseには通りませんか?
記事数だけでは判断できません。少ない記事数でも各ページが独自の目的を持つ場合と、多数の記事で内容が重複している場合では状況が異なります。まず既存記事の完成度を確認し、必要なテーマだけ追加します。
AIで書いた記事は削除した方がよいですか?
AIを使ったという理由だけで一律に削除するのではなく、内容の正確性、独自性、検索意図への回答、読者への価値を確認します。事実確認や加筆ができない記事は、統合や非公開も含めて判断します。
アクセスが少ない記事は削除すべきですか?
アクセス数だけでは決めません。公開からの期間、検索需要、サイト内での役割、被リンクや関連ページへの貢献も確認します。短期間のデータだけで削除せず、リライト・統合・維持を分けます。
まとめ:記事数より「このサイトで読む理由」を増やす
「有用性の低いコンテンツ」で不合格になった後、記事を増やすこと自体が悪いわけではありません。ただし、一般論や重複記事を増やしても、サイト固有の価値は伝わりにくいままです。
本ブログでは、事実誤認の修正、重複記事の整理、約6年のライター経験や失敗例の追加、公式情報の確認を優先します。そのうえで、既存記事では解決できない悩みだけを新規記事にします。
ChatGPTで作成した記事を審査前に確認したい方は、ChatGPTで書いた記事はAdSense審査に通る?7つの確認項目もあわせてご覧ください。


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