ChatGPTに「稼げるブログジャンル」を聞くたび、違う候補が出てくる。AI、転職、美容、金融……。どれも良さそうに見えるけれど、自分が何を書けるのか考えると、最初の記事に進めない。そんな状態になっていませんか。
ジャンル名だけを比較しても、自分のブログの中身は決まりません。必要なのは、経験を使って答えられる悩みと、その人が次に選ぶものをセットで見つけることです。ChatGPTは、その材料を整理する相手として使いましょう。
私も、このブログを約1年運営し、39記事あった時点では収益化できていませんでした。現在はライター歴7年、ブログを含め300〜400記事の執筆経験などを使い、読者が次に何をするかが分かる内容へ見直しています。この記事では、経験の棚卸しから候補の比較、最初の記事案まで作る手順を紹介します。
読了時のゴールは、ジャンル名を1つ選ぶだけではありません。
- 誰の、どの悩みに答えるかを1文にする
- 経験・検索需要・収益導線を確認する
- 役割の違う最初の3記事を決める
候補を無限に増やさず、「この読者に向けて書き始める」という判断まで進みます。
ChatGPTでブログジャンルを決める前に「書ける材料」を出す
「おすすめを10個」では、自分の条件が入っていません。先に、仕事、趣味、学習、比較したサービス、困って解決したことをメモしてください。華やかな成功よりも、初心者がつまずく場面を説明できる材料を探します。
| 書き出すこと | 掘り下げる質問 | 残す材料 |
|---|---|---|
| できなかったこと | どの場面で、何が分からなかったか | 当時の状況・迷った選択肢 |
| 実際にしたこと | 何を調べ、試し、直したか | 手順・使ったもの・判断理由 |
| 変わったこと | 何ができるようになったか | 完成物・記録・現在の取り組み |
| まだ解決していないこと | どこまで試し、何が残っているか | 検証中の条件・次の課題 |
私なら、ライティング案件への応募・受注、WordPressでのブログ運営、AIショート動画4本の制作が材料になります。ただし、ライティング副業の最高月収約10万円を、ブログやAI動画の収益として紹介することはできません。どの経験が、どの主張の根拠になるかを分けることが、発信の軸づくりにも役立ちます。
ジャンル選びは「経験・検索する悩み・次の選択」の3つで比べる
経験があっても、その人が知りたいことに答えられなければ記事になりません。反対に、紹介案件があっても、説明できる材料がなければ一般論が中心になります。次の3つを、候補ごとに確認します。
経験:何を根拠に、あなたの説明を読めるか
使用画面、作ったもの、試した手順、選ばなかった理由を示せるかを見ます。専門資格や大きな成果だけが材料ではありません。「最初に何で迷ったか」と「何を確かめたら進めたか」も、同じ段階の人に役立ちます。
たとえばAI動画なら、「動画を作れます」で終わらず、画像の崩れやキャラの変化で困り、再生成、プロンプト変更、キャラクターシートを試した経験まで説明できます。そこから「キャラをそろえる準備」という具体的な悩みへ進めます。
需要:どんな言葉で、どんな答えを探しているか
「AI動画」だけでなく、「キャラが変わる」「効果音を入れる場所」のように困る場面まで書き出します。実際の検索結果を開き、解説、比較、操作手順のどれが求められているか確かめてください。
検索結果があることと、十分な検索数があることは別です。検索ボリュームを使う場合は調査ツールで確認し、未取得の候補にChatGPTの推測値を入れないでください。すでに運営中なら、Search Consoleで表示されたクエリも材料になります。
収益:悩みを解いた先に、何を選ぶ必要があるか
WordPressの開設ならサーバー、文章を直す方法で困るなら学習支援など、読者の次の課題へつながる選択肢を考えます。「高報酬だから置く」ではなく、商品を使う理由が説明の中にあるかを見てください。
ASPでは、実際に扱える案件、提携条件、紹介できる内容、禁止表現を確認します。広告収入も考えるなら、単発で答えが終わるテーマだけでなく、関連する疑問を続けて読める記事のまとまりが作れるかを見ます。広告単価や将来PVを想像だけで埋めないことが大切です。
ChatGPTで候補を絞り、最初の3記事まで決める5ステップ
1.経験メモと、書きたくない範囲を渡す
棚卸し表を使って、実際に経験したこと、調べれば説明できること、経験していないことを分けます。次のプロンプトでは、候補の数を増やすより、根拠のある記事を作れるかを優先しています。
個人ブログのテーマ候補を比較したいです。 経験:[期間・取り組み・完成物・困ったこと] 説明できる範囲:[自分で確認できる内容] 扱わない範囲:[未経験の成果や専門判断など] 使える時間・予算:[自分の条件] 候補は3つまで。各候補を 「読者の具体的な悩み/経験を使える記事/読後の行動/収益導線の仮説/追加確認すること」 で整理してください。 検索数、報酬額、提携可否は推測せず未確認としてください。 似た検索意図の案はまとめてください。
背景や完成条件を伝える考え方は、OpenAIのプロンプトガイドでも示されています。ここではブログの候補比較へ応用しています。
2.候補ごとに「目の前の1人」を決める
「副業したい人」から、もう一段絞ります。たとえば「仕事から帰って1時間使えるが、応募で見せる記事がなくて止まっている人」です。その人に何を渡せば進めるかを考えると、記事も紹介するサービスも決めやすくなります。
軸を決める1文
[今○○で困っている人]へ、[自分の経験・確認できる情報]を使い、[次にできる行動]まで案内するブログ。
候補が違っても、この1文がほとんど同じなら、別ジャンルに分けるより一つの読者の流れとしてまとめられるかもしれません。反対に、読む人も次の行動も別なら、最初から広げすぎない方が編集しやすくなります。
3.検索結果と公式・ASP情報で、仮説を確かめる
読者の悩みを表す複合キーワードを検索し、上位ページが何に答えているかをメモします。個人の体験が並んでいるかだけで「勝てる」と判断せず、自分が補える判断材料を探してください。
- 必要な答え:検索した人がまず知りたいことは何か
- 自分の材料:画面、制作物、比較理由など何を出せるか
- 足りない知識:追加調査や専門的な確認が必要か
- 紹介条件:現在扱える商品と、読者へ示すべき条件は何か
検索意図の整理は検索する人の目的を調べる手順、ASPの確認はブログ向けASPの選び方と登録後の流れへ進めます。
4.最初の3記事を、違う役割で並べる
3本はジャンルの合否を決める基準ではなく、着手しやすくするための単位です。タイトルを言い換えた3本ではなく、読者が一歩進む順番で作ります。
| 役割 | 答える疑問 | 次にすること |
|---|---|---|
| 作る | 応募で見せる記事をどう作るか | 自主制作の記事を完成させる |
| 見せる | 記事と担当範囲をどうまとめるか | 実績ページを用意する |
| 応募する | 募集に合わせて何を伝えるか | 条件に合う案件へ提案する |
同じ結論になる記事案は統合します。「経験がない人向け」と「実績ゼロ向け」のように言葉を変えても、答えも行動も同じなら、別々に作る意味は薄くなります。
5.残った不明点から「着手・小さく試す・保留」を選ぶ
経験、需要、収益のすべてを点数だけで決めず、何が足りないかを確認します。経験も悩みも具体的なら着手。材料はあるが需要が未確認なら、検索や発信で小さく反応を確かめる。商品報酬の魅力しかないなら保留、という判断です。
決定時のメモは、「選ぶ理由」「最初の3記事」「確認できていないこと」の3つで十分です。後から方向を見直すときに、何を前提に選んだかが残ります。
39記事で収益化できていなかった私が、今の設計で変えていること
以前のブログには、ChatGPTや副業について広く説明する記事がありました。現在は、本人の経験から具体的な取り組みを出し、「読んだ人がどう使うか」へつなぐ方向で修正しています。
たとえば、スクールに通った経歴を前面に出すのではなく、学び、記事を完成させ、実績として見せて応募した流れを説明する。AI動画なら、作れたことだけでなく、画像崩れやキャラの変化にどう対応したかを書く。ジャンル名を狭めるだけでなく、その中で自分が答えられる疑問を明確にする見直しです。
これは現在の編集方針であり、この変更でブログ収益が増えたという結果ではありません。成果の評価は、記事ごとの検索表示、クリック、その後の行動を実際に確認して行います。
まとめ|候補を増やす前に、1人と3記事を決めよう
ChatGPTでブログジャンルを選ぶときは、経験を棚卸しし、検索する悩みと次の選択を重ねます。AIの候補を実際の検索結果と公式・ASP情報で確かめ、役割の違う記事を並べてください。
今日やることは、経験を3つ書き出し、助けたい1人と最初の3記事を決めること。その内容で書き始められそうなら、個別記事のキーワード選定へ進みましょう。WordPressで始める場合は、契約前に必要な初期費用と続ける費用を確認できます。


コメント